電波干渉の多い地域におけるDEME社の浚渫工事でセプテントリオのGNSS技術が活躍

2017年2月13日

ベルギーを本拠地に全世界の浚渫工事や環境保全事業のエンジニアリングを手掛けるDEME社では、セプテントリオ社のAsteRxシリーズの優れたGNSS技術による高精度測位ソリューションを全世界で利用しています。

DEME社は、全世界の浚渫工事と海洋建設プロジェクトで、セプテントリオのAsteRxシリーズのGNSS受信機を利用することで、センチオーダーの測位精度の施工を実現しています。氷に覆われた南極の港湾から、熱帯気候の東南アジアの現場まで、数メートルの港湾工事から、海岸からロ離れた場所の風力発電所のような建設プロジェクトまで、同社の受信機は、プロジェクトの推進がとりわけ困難な地域に最適に設計されています。

DEME社では、10年以上前からセプテントリオの製品を利用してきました。しかし、ベルギーのオステンドにおける浚渫工事では、現場に隣接して建てられていた電波塔による電波干渉の影響で、RTK測位において信頼できる位置情報が得ることができませんでした。そこで、セプテントリオ社では、DEME社と共に、電波干渉源の調査を行い原因の特定をすることで、ジャミングを解消する特別なファームウエアを開発し受信機のカスタマイズを行いました。この問題と共に、セプテントリオの他のお客様でも現場で発生していた同様な問題を解消するために、電波干渉緩和の専用アルゴリズムの開発は開始されました。現在、この機能は、AIM+として標準機能となっています。

セプテントリオのAsteRxシリーズの受信機は、以後、DEME社が保有する全世界の海洋工事船舶に導入されることとなりました。DEME社にとって、ロンドンにおけるゲートウエイポートや、ベルギーのアントワープにおけるデューハンクドック、カタールのリゾート地であるパール・カタール、ベルギーの広域風力発電施設であるトートン・バンクオフショア、エジプトのスエズ運河の延長工事など無数のプロジェクトの成功に多大な貢献をしています。

「未来の土地を開拓するというDEME社のスローガンを実現するには、高精度な測位が可能で高い堅牢性を持つセプテントリオの受信機が不可欠です。DEME社にとって、全世界で、ジャミングが次第に大きな問題になってきていますが、セプテントリオの受信機なら、強電波地域や、電離層の電波干渉が生じる地域においても、唯一、ソリューションを提供してくれています。お蔭様で、DEME社は、当初の工事予算通りのコストで、遅延なくプロジェクトを遂行することが可能となっています。セプテントリオの高精度な受信機は、今後も、長年にわたり、全世界で高いコスト効率でプロジェクトを推進するために不可欠となることでしょう。」と測量部門長であるローレンツ・リーフェンス氏が述べています。