タイムサーバー/スマートグリッド向け製品情報

 

長年にわたり培ってきたGNSSタイムサーバー技術が、スマートグリッド化の進展に貢献

測位衛星技術株式会社測位衛星技術株式会社

弊社では、受信機やアンテナの選定とシステムの稼動に必要なGNSS関連機器を含めた全体システム構築ついて、長年の経験を生かし、コンサルテーションから設置工事、アフターサービスまで一貫したサービスを提供しています。とりわけ新規性の高い技術の応用分野については、IMESに代表されるJAXAとの共同プロジェクトのような政府、官公庁、研究機関への最新技術の提供やコラボレーションと、通信分野や海洋建設分野など業界特有のニーズへの対応のために、創業以来、独自のGNSS専門技術の粋を集めた自社開発製品やシステムインテグレーションを提供してきました。GNSS関連の製品については、GNSS製品情報のページをご覧ください。

さらに、GNSS技術を応用したIMU+GNSSや、自動運転やADAS機能などの自動車開発に必要なデータロガー、GNSS解析ソフトのような幅広い種類の製品や、測定車により三次元で地図データを作成するサービス、衛星通信、衛星放送に欠かせないアップコンバータ、ダウンコンバータ、モジュレータ、GNSSだけでなく電波に関わるすべての製品やサービスに利用が可能なRFレコーダ、Wifi/Bluetoothの開発、生産工程に欠かせない無線機能テスター、そして、時刻標準器などの取り扱いを通じて、幅広い業種や用途に向けてソリューションを提供しています。

タイムサーバー/周波数校正器

タイムサーバーの基本技術である、GNSS衛星に搭載された原子時計を基準とした時刻同期は、クライアントサーバーシステムにおけるセキュリティ対策だけでなく、通信事業者におけるネットワーク構築や、通信関連製品の周波数校正、スマートグリッドの構築のためのWAMS(広域計測システム)に不可欠な要素となっています。ネットワーク向けには、40ナノ秒の精度の1084と1088や、500ナノ秒の精度の1093タイムサーバーに、NTPサーバーや、グランドマスタークロックとしてIEEE1588-2008(PTP V2)に対応させ、100万分1秒(1マイクロ秒)の精度を確立したPTPサーバーとして運用可能にする、OPTION 34を搭載することで、信頼性の向上が実現可能です。また、スマートグリッド化を広域にわたり展開した基幹系統の構築においては、ひとつのグリッドネットワークの時刻精度が、広範囲にわたるネットワークに多大な影響を与えるため、NTPサーバーの構築に必要とされるよりもはるかに高い遅延精度が求められます。アービター社では、それぞれの応用分野の要求仕様に合致した幅広い製品群を提供しています。

スマートグリッド向け製品

スマートグリッドには、国や地域によりさまざまな定義がありますが、日本では経済産業省が、「従来からの集中型電源と送電系統との一体運用に加え、情報通信技術の活用により、太陽光発電等の分散型電源や需要家の情報を統合・活用して、高効率、高品質、高信頼度の電力供給システムの実現を目指すもの」と位置付けています。(出典:日本電機工業会ウェブページ https://www.jema-net.or.jp/Japanese/pis/smartgrid/)グリッドとは、日本語で電力網のことで、大別すると、「基幹系統」、「配電系統」、「需要家」の3つの部分で構成されています。このグリッドを、「スマート化」、つまりは、「情報通信技術(ICT)を駆使し、状況に応じて運用を最適化するインテリジェントなシステムを構築すること。」が、広義の「スマートグリッド」です。米国では、「送配電システムに接続されている機器同士間で監視や保護を行いながら、送配電の自動最適運用をおこなう最新システム」という位置づけとなっています。

日本の電力網

ここで、基幹系に注目すると、スマートグリッド化が進展し複雑化した広域電力システムでは、タイムコードの配信に対して、高レベルの電磁波干渉や、長距離にわたる伝搬距離、伝達経路における銅線と光ファイバーの混在など、さまざまな障害が立ちはだかっています。これらの障害を乗り越えるべく、全世界規模で、複数の電力事業者やタイムサーバーメーカーにより、標準規格化が推し進められIEEE C37.118が制定されています。

この標準に互換性を持つ、Phasor Measurement Unit (PMU:位相計測装置)と呼ばれる、位相、電圧、電流等の電力潮流情報をフェーザ情報として、GNSSとの時刻同期によりリアルタイム計測する計測装置は、スマートグリッドの基幹系統のインフラである、WAMS(広域計測システム)やWAMS(送電系統広域監視制御システム)のコア技術と言えます。日本では、9社の電力会社で基幹系が分散管理されていることもあり、米国のように、PMUを利用したWAMSは導入されていませんが、米国や、スマートグリッド化を国や地域単位で推進している世界各国のプロジェクトでは、PMUによるWAMSが数多く導入されています。日本でも、国際標準化への取り組み課題の中で、「送電系統広域監視制御システム」が20項目の重要アイテムのひとつとして挙げられ検討が行われています。米国企業であるアービター社では、この分野で最高レベルの時刻遅延精度を実現したIEEE C37.118互換の同期位相計測器のPower Sentinel™製品群やPMU製品群を提供しています。

また、電力の測定と校正向けに、電圧、電流、周波数、位相角の真の実効値を、いつでもどこでも測定可能な、持ち運びが容易で、ローコスト性と柔軟性を兼ね備えた製品群を取り揃えています。独自の、PowerDSA™ 技術により、ワット数、ワット時間、ボルトアンペア時を、0.11%の精度で測定が可能です。テスト結線用のハーネス製品や、デジタル信号を遠隔地に向けて配信するために必要となる光ファイバと銅線の信号アダプタ製品群も幅広く取り揃えています。

タイムサーバー/スマートグリッド向け製品ラインアップ

  • タイムサーバー/周波数校正器
  • NTPを利用したクライアントサーバーシステムにおけるセキュリティ対策、通信事業者におけるネットワーク構築、通信関連製品の周波数校正向けの製品ラインアップです。タイムサーバー/周波数校正器のラインアップ比較表は、こちらからご覧いただけます。

  • 同期位相電力測定器
  • IEEE C37.118に準拠した、PMU(位相計測装置)互換の、ラックマウント型やポータブル型の、GPS 時刻同期位相電力測定器や、測定業務をサポートする定電流電源装置やレフェレンス電流トランスの製品ラインアップです。

  • 電力管理/電力校正器
  • 電圧、電流、周波数、電力、力率、位相、無効電力、同期検定器の8つの機能をコンパクトで持ち運び可能な筐体にまとめたパネルメーター校正器(PMU)や、可燃性ガスメーター、電力マルチメーター、電力システム分析器、三相電源メーターの製品ラインアップです。

  • テストリード
  • ABB/Westinghouse™、GE™ FT、 Superior™、Meter Devices™、States™ の電力機器に接続が可能なユニバーサルテストリードや、その他の各種テストリードの製品ラインアップです。

  • 光ファイバー/銅線信号変換器
  • 光ファイバーと銅線信号を接続する各種変換器や信号配信のためのタップ、スプリッタ―、ターミネーター、リングアダプター、トランスミッター、絶縁リピータ―、絶縁トランスの製品ラインアップです。
     
    各製品の詳しい情報は、こちらからご覧いただけます。