eCall/ERA-GLONASS ソリューション

測位衛星技術株式会社測位衛星技術株式会社

弊社では、eCall/ERA-GLONASS機能開発向けのソリューションとして、さまざまなシステムと容易にインテグレーションが可能なGNSS シミュレータ製品ラインアップを提供しています。

欧州のeCall とロシアのERA-GLONASSは、ともに自動車事故発生と同時にIVS(車載器)から事故の位置や搭乗者数などの情報(MSD)を、PSAP(緊急連絡センター)へ自動通報する自動緊急通報システムです。欧州では、eCallの新車装備の義務化を2017年に予定しており、ヨーロッパ向けにIVSを製造しているメーカーは、eCallへの対応が求められています。

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eCallやERA-GLONASSに対応した自動車は、緊急通報ボタンやエアバッグの作動により、その時点でIVS(車載機)に搭載されたGPS/GNSS受信機が測定した位置情報を、IVS(車載機)に搭載された携帯端末が、自動的に発信する仕組みになっています。IVS(車載機)の開発や生産段階で実施される試験では、任意の位置情報に基づいてGNSSシミュレータがGPS/GNSS信号を生成し、受信機に受信させることで、IVS(車載機)に搭載された携帯端末が携帯基地局シミュレータに対して発信動作を行い、その通信結果で正しく位置情報が送信されるかどうか動作確認を行う必要があります。基本的には、GNSSシミュレータと携帯基地局シミュレータがあれば、これらの確認を行うことが可能です。システムインテグレーションにより、2つのシミュレータを連動させて試験を自動化することも技術的には可能です。

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スペクトラコム社のGSGシリーズの場合、eCallサービスのPSAP(緊急連絡センター)を擬似するソフトウェアをPCで実行し、アンリツMD8475Aと組み合わせて利用する、「eCall Tester」によりこれら一連のプロセスに対して開発や生産段階で試験が実施すること可能になっています。「eCall Tester」では、事故発生時に実施されるIVS-PSAP間のeCallシーケンス(MSD通信⇒音声通話)を、試験することができます。さらに、「ERA GLONASS MSD Option」を追加することで、ロシア版のeCallとも言えるERA-GLONASSのSMSを使用したMSDデータ通信を試験することができます。

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HILS連携によるリアルタイムシミュレーションにも利用が可能なスペクトラコム社のGSGシリーズなら、GoogleMap上で、自動車の移動軌跡(トラジェクトリ―)を任意に設定することが可能で、さらにオプションでマルチパスやジャミングなど実環境に近い信号をシミュレーションすることも可能です。スペクトラコム社は、eCallの試験仕様を決定するコミュニティーのメンバーとして、積極的にeCall対応に取り組んでおり、現時点(2016年11月時点)で、eCall機能の開発に必要なすべての仕様を満たしています。

スペクトラコム社のGSGシリーズは、eCall/ERA-GLONASSの試験システムとして、VSGのオプションとMSD試験システムをパッケージ化した安価なソリューションと比較すると、将来的な拡張性や他の用途への柔軟性において大きなメリットがあります。将来的に、より広範囲な機能の試験ニーズに合わせて任意の対応衛星や、信号、チャンネル数で柔軟にシステムアップや、リアルタイムシミュレーションが可能なので、将来のADAS機能試験にも対応することができます。そして何よりも、直感的なユーザーインターフェースのStudioViewソフトウエアで、どんなに複雑な設定も非常に容易に行うことが可能です。

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上図内の各項目の番号は、以下の①~⑦に対応しています。

① DLリファレンスパワーの設定
② PSAPステータス (フック・オフ: IVSユニットの開始、フック・オン: IVSユニットの終了)
③ MSDの設定と状態 (MSDプル / マニュアル・リセット/ タイムアウトテスト)
④ オーディオ・レベルメータ: 入力 / 出力
⑤ MSD 結果: シーケンス及び、デコード; Save: 保存をXMLファイルに保存
⑥ MSD 結果の比較: ターゲット値の確認

弊社では、システム連携について、お客様のご要望によりスペクトラコム社のGSGシリーズだけでなく、IfEN社のNSXシリーズも含めてお客様のシステムニーズに合わせて柔軟に対応を行っています。